必要な予防処置のまとめ

必要な予防処置のまとめ

わんちゃんに必要な予防処置 5項目

1.混合ワクチン

ワクチンで予防できるウイルス・細菌感染症を1本でまとめて予防するための予防注射です。
月齢によって接種時期、接種回数が異なりますのと、
すでにペットショップにて初回ワクチンが済んでいるケースも多いため、診察時にご説明させていただきます。


①混合ワクチン
ワクチンで予防できるウイルス・細菌感染症を1本でまとめて予防するための予防注射です。
月齢によって接種時期、接種回数が異なりますのと、
すでにペットショップにて初回ワクチンが済んでいるケースも多いため、診察時にご説明させていただきます。

②狂犬病の予防注射
わんちゃんの飼い主さんは狂犬病の予防注射を毎年1回受けさせなければならないと、狂犬病予防法という国の法律によって定められています。
狂犬病という人間にも感染する怖いウイルス感染症(一度発症すれば致死率はほぼ100%!)が日本で広がらないようにする目的でわんちゃんに接種をします。わんちゃんの飼い主さん全員で協力して、日本で狂犬病がまん延しないようにしましょう。

③フィラリア予防
フィラリアは蚊に刺されることでわんちゃんの体の中に入ってくる寄生虫です。お散歩に一切出ないインドアなわんちゃんでも蚊に刺される可能性を0にすることは難しいですよね。フィラリアに寄生されたまま放っておいてしまうと、わんちゃんの心臓や血管の中がうじゃうじゃとフィラリアだらけになってしまい治療が困難となる上、治療後も心臓・肺には後遺症が残ってしまいます。
体の中に入ってきたフィラリアが悪さをする前に、しっかりと虫下しをしてあげることが何よりも大切になります。
千葉県ですと、フィラリア幼虫をうつしてくる危ない蚊が飛んでいる時期は4~11月になりますので、
虫下しのおすすめ投薬目安は5~12月です。(月1回投薬のお薬が多いです)

④ノミ・ダニ予防
お散歩デビューをしたらノミダニ予防をはじめましょう。
生活スタイルによって予防時期を選んでいただければと思います。
お散歩コースであまり草むらを通らないわんちゃんは4~11月
草むらにガサゴソと入るのが大好きなわんちゃんは3月~12月
がおすすめの投薬時期となります。
首筋に垂らして投与するタイプと飲み薬タイプがあります。

⑤去勢・避妊手術
病気予防や問題行動予防の観点から、将来は赤ちゃんをとりたいという強い希望がない場合は
基本的に手術をおすすめしております。
手術は生後6カ月以降が目安となります。